トヨタノアのボディーサイズはどれくらい？スペックを徹底解説！

ファミリーカーとして安定した人気を誇るトヨタ ノア。

販売台数ではライバル車の日産「セレナ」やトヨタ「ヴォクシー」に負けていますが、2017年7月のマイナーチェンジの効果か、昨年度から販売台数は増加傾向にあります。

今回は、今キテいるノアのスペックの詳細を解説します。

※2018年7月現在の現行モデルについてご紹介します。

ノアのボディーサイズはどのくらい？

車幅は、ライバル車の日産「セレナ」やホンダ「ステップワゴン」と同じですが、なんと室内幅は一番広いんですね〜。

車幅が広くなると、少しの違いでも車庫入れや駐車に影響が出てきます。

ノアは何と言ってもファミリーカーですから、いくら後部座席がスライドドアでも、小さなお子さんがいらっしゃる方は特に、駐車場で隣の車との間隔が広いに越したことはありませんよね。

車幅を抑えてに室内をゆったり設計にしたところは、さすがトヨタと言いたいとこです。

では早速グレード別の主要スペックから見ていきましょう。

ノア X

ノア　G

ノア Si

ノア ハイブリッドX

ノア ハイブリッドG

ノア ハイブリッドSi

ノアは、「X」タイプと「G」タイプが５ナンバーですが、「Si」タイプは専用エアロパーツが装備されていることで、全長が少し長い4,710mmとなり、３ナンバーです。

乗車定員は、ガソリン車は７人乗りと８人乗りがありますが、ハイブリッド車バッテリーの配置の関係で７人乗りのみです。

７人乗りを選択すると、セカンドシートはキャプテンシートとなり、８人乗りを選択すると３人掛けベンチシートとなります。

７人乗りのセカンドシートは、２列目から３列目シートへ行き来ができることで、小学生くらいのお子さんを持つオーナーさんには人気がります。

逆に、お子さんがまだ小さい場合は、オムツ交換などの世話がやりにくいということで８人掛けを選択する方もいらっしゃいます。

駆動方式は、ガソリン車なら２WDか４WDか選ぶことができますが、ハイブリッド車は2WDのみの設定されています。

ハイブリッド車の４WDを望む声もかなり上がっているのですが、ハイブリッド車と４WDを組み合わせると

重量が重くなり、燃費が悪くなる
コストがかかり、でお客さまに納得いただける価格で車を提供できない

という点を考慮して、まだハイブリッド４WDは設定されていないそうです。

次のモデルチェンジでは設定されるのではないかと睨んでいます。

ノアの次期モデルチェンジ予想の記事はこちら
トヨタ ノアの次期モデルチェンジを予想！時期は？予想変更点は？

スペック用語説明

スペックの用語には、ちょっと聞き慣れないものがありますよね。

あまり気にしない方もいらっしゃいますが、わかると「なるほど〜」と思えたり、車購入の際に便利な用語もありますので少し説明しますね。

トレッドとは

左右のタイヤ接地面の中心間の距離の事。

車の運動性能やパッケージング（配置設計）に影響がある部分です。

トレッドが広い方がコーナリング性能に優れていますが、車幅が大きくなりすぎたり小回りが利かなかったりします。

トルクとは

エンジンが発生する回転力を表しています。

「最高出力」「最大トルク」というのは、エンジンが発生する最高の出力や最大の回転数を表しているのですが、わかりやすく自転車に例えると、ペダルを踏み込む力がトルクで、トルクが大きければ自転車は加速します。

出力はトルクにペダルの回転数をかけたものですので、出力が大きければ多いほどスピードが出しやすくなるということです。

トルクは加速性能と密接に関わっている部分なので、覚えておくと便利ですよ。

安全装備

ノアには、「Toyota Safety Sense C（トヨタ・セーフティー・センス C）」という衝突回避支援パッケージが、グレード「X」以外は標準装備されています。
（「X」はメーカーオプション）

「Toyota Safety Sense C（トヨタ・セーフティー・センス C）」には３つの機能があります。

 

• プリクラッシュセーフティシステム（自動ブレーキ）
• ディパーチャーアラート（車線はみ出しアラート）
• オートマチックハイビーム（自動ハイビーム）

 

 

プリクラッシュセーフティシステムは、２種類のセンサーで衝突の危険をいち早く知らせるとともに、ドライバーのブレーキを補助する機能があります。

ドライバーがブレーキを踏めなかった場合は、自動ブレーキが作動するので安心です。

レーンディパーチャーアラートは、ウィンカーを出さずに車線からはみ出した場合に、ブザーとディスプレイ表示でお知らせしてくれます。

車線変更かどうかをウィンカーの動作で見極めるとは賢いですよね。

オートマチックハイビームはその名の通り、ヘッドライトの上下の向きを自動で切り替えるシステムなのですが、これ、結構いいですよね。

対向車が来ているのに、ハイビームにしたまま忘れていたことありませんか？

あれ、結構危ないんですよね。

このオートマチックハイビームは、先行車や対向車のライトを認識してヘッドライトの上下を切り替えてくれるんです。

以上の３機能、いいですよね。

でも、実はノアの安全性能は、ライバル車よりも１段階古いんです。

ノアには、ライバル車がすでに持っている「人を検知できる安全装置」がまだ付いていないんです。

2017年のマイナーチェンジで改善されるのを期待した方も多かったようですがまだそのままなんですね。

トヨタが「人を検知できる安全装置」を持っていないわけではないのですが、ノアの価格をあまり上げずにマイナーチェンジするには限界があったのかもしれませんね。

今話題の、「TGNA（トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー）」がノアにも導入されれば、低コストでグレードの高い技術を装備することが可能になるので、時期モデルチェンジで導入されることに期待しています！

というわけで、こちらも時期モデルチェンジでグレードアップするのを待ちましょう。

ノアの次期モデルチェンジ予想の記事はこちら
トヨタ ノアの次期モデルチェンジを予想！時期は？予想変更点は？